2018年02月02日

お詫びと訂正のカテゴリーを新設しました.

いろいろと訂正することも増えてきたので,新たにカテゴリーを新設しました.改めて読者の皆様に謹んでお詫び申し上げます.先にコメント頂いたお二人以外もオフラインでご指摘いただいたIさんどうもありがとうございました.またHさんからも昨年にご指摘いただいておりましたこと失念していました.申し訳ございません.言い訳は見苦しい限りですが,サポートファイルの取り違えが原因です.私の執筆時の環境はJMP13でしたので一部のメニュー(と言ってもヘルプくらいですが)が英語でしたので,本書の図版はSAS社のご協力で当時の最新の13.2で取り直していただいたものです.その際に間違ったファイルを渡してしまったようです.サポートファイルは数多く試作しましたが,あいにくほとんど消去してしまっているので,今のタイミングではJMP14のリリースを待ってじっくり検証した上でサポートファイルを皆様にご提示しようと考えています.

既にブログで報告済みですが,以下に単純なタイポを再度掲載しておきます.
1.p11の下のエクセルデータで,左のデータの右側が50代になっていますが30代の間違いです.単純なタイプミスのチェクもれです.話の内容には大きな影響はありませんが,訂正します.
2.p85の2行目のJMPくんの台詞で,「表示形式」のところで「データ点はオフ」を選択するとデータ点が見えるよ...とあるのはもちろん「データ点が消えるよ」の間違いです.デフォルトではテータ点が見えるようになっているので,理解する上では大きな問題はないと思います.
3.対応済みなので削除.
4.p65のJMPくんの台詞で「降水量をY軸に,平均気温をX軸に...」ではXとYとが逆ですね.
5.p125の脚注のBinormalはBinomial(二項分布)のタイポです.
6.p140ページの統子ちゃんの台詞でRSMEとあるのはRMSE(Root-mean-square-error)のタイポです.
posted by Tad at 17:30| Comment(0) | TrackBack(0) | お詫びと訂正

2018年01月20日

訂正のお知らせ

年末年始の休暇中に本書で勉強してくださった方から質問をいただいています.その中で明らかなミスがありましたのでご報告いたします.本書ではサポートファイルを用いてJMPを操作しつつ自習でき,そのことを類書と比較しての特徴の一つとして企画しました.読者に実習してもらうという形式を採用するにあたって,経験者からは問題点もコメントいただいていました.まず,誤魔化しがきかなくなるので校正が大変になるということ,そして読者のJMP操作のスキルによっては説明が不親切になりかねないということ.書籍ではマニュアルのように丁寧な操作手順を示すのには限界があります.それらを踏まえてもJMPの面白さは自分で手を動かさなければ伝わらないと考えた末にサポートファイルを準備しました.念を入れたつもりではありますが,いくつかの不備が(やはり)出てしまったことをお詫びいたします.

1.p202の「グラフビルダー」のグラフ
サンプルファイルを使うとこのグラフはこのようになりません.ここはデータを作るのにおそらく本書執筆で一番手間のかかったところです.試行錯誤でサンプルデータをつくる際に別バージョンのデータによるグラフと入れ替わってしまったようです.実際,計太くんが「収率で実験ブースの寄与があったのも気になるんだけど」と言ってますけれど,p200の「列の寄与」では「実験ブース」の寄与は「収率」「副生成物」ともに0となっています.
現在のサポートファイルからは「実験ブース」の寄与に関する部分は導出できません.サポートファイルをこのバージョンのものに入れ替えることは可能ですので,機会を見つけて差し替えたいと思います.とはいえ確認作業が必要ですので,しばらくお時間をいただければありがたいです.

2.p207の「EMPシステム分析」のグラフ
上記と全く同じ理由で,今のサポートファイルではこのグラフのようになりません.上記と同じく,ここは分析の流れだけを見て頂ければと思います.あまり重要な部分ではないのですが,サポートファイルの訂正も検討します.

3.p229の統子ちゃんのセリフ
「このように入力すればいいのね」ではなく,「このようにチェックを入れればいいのね」がより正確です.下の図では「触媒」「反応時間」がそれぞれ最低値に変更されていませんので.手順としてはチェックを入れた後に,それらの値を変更する必要があります.ちょっと紛らわしいですね.すいません.

もう一つ質問をいただいていますが,実は本日体調不良でして,続きは来週中ということにさせてください.

それでは.
posted by Tad at 12:14| Comment(0) | TrackBack(0) | お詫びと訂正

2018年01月06日

訂正についてのお知らせ

新年早々になりますが,本書についていくつかご質問を頂いていますので,その結果判明しました一部の訂正も含めてお知らせします.

1.P105の曲面プロットのところで,このとおりにやってもデータテーブルが作成されないとのご質問がありました.ここに示した手順が不親切だったようです.計算式を入力した後に行メニューから「行の追加」を実施して出てきたウィンドウの「追加する行数」に100といれて『OK』してください.これで所望のデータ テーブルになります.もちろん,100回エンターして新規の行を作っていってもいいです.

2.P131の下から三つ目のJMPくんのセリフを「(前略)14と入力してから『計画の作成』を押すと計画が作成できるよ.そうしたら下にある『テーブルの作成』を押してみて.」と訂正いたします.この部分は当初計太くんとのやりとりが以下のように入っていました.

JMPくん「(前略)『計画の作成』を押してみて」
計太「これが計画なの?どこに実験データ入れればいいんだろ?」
JMPくん「一番下の『テーブルの作成』を押してみて.」

原稿のページ数圧縮のために,この部分を削除したのですが,前後の繋がりがおかしくなったままになっていました.

3.上記の例題では,p133の「検出力プロット」についてのご質問も頂いています.検出力はどの程度あればよいのかということで,簡単に言うと14実験のほうを採用してはダメなのかという質問です.検出力はそこにも書きましたようにその項の効果が存在するかについて検定した結果として得られています.ですからこの質問は帰無仮説の棄却を判断する基準としてp値=5%が妥当であるのかという疑問と根っこは同じです.一つの考え方として得られるであろうモデルの精度がコインを投げて決めるよりも大きくなければ実験計画の価値は低く,主効果であればやはり寄与率と同等にできれば70%程度以上の検出力は確保したいところです.とはいえ,「計画の比較」はあくまでも比較に用いるべきです.ここでは実験数を6増やすと格段に検出力が増加するという情報そのものが重要です.例題では示していませんが,15実験であれば検出力の増加はそれほど大きくはなりません.ここで重要なのが実験のコストです.統計モデルの精度即ち最適解の予測精度を得るためにどれだけのリソースが投入できるかで決定するのが現実的でしょう.
実験数の決定は検出力を見るよりも,最小実験数+αとした場合のαをもとに判断するした方が簡明なのでお奨めします.本書ではα=1を最小とすることを標準としましたが,できればα=4とするほうがベターです.それはなぜかと理解するにはF分布の自由度による関数形を知らなければならず,やはり統計的検定の原理に立ち入らなければならなりません.ここに簡単に書くのは大変というよりも舌足らずで誤解を招くといけないので,別の機会にでもお話しすることにします.

4.最後にp198のExcelファイルを変換するところで使う「既存データ.xlsx」はオーム社のサイトにアップして頂いたサポートファイルは修正前のバージョンであることが判明しました.実際にファイルを開いていただくとおわかりのように一番上の行に「列見出し」が記入されていません.ファイル更新のミスで次のタイミングでサポートファイルは差し替えを依頼することにしますが,既にダウンロードしてくださっている皆様には申し訳ないのですが,「既存データ.jmp」から実習をはじめていただければと思います.

5.本書の問題ではありませんが,オーム社のHPがリニューアルされたとのことで,今年からサポートファイルがダウンロードできるURLが変更になっています.既に本ブログの該当記事は修正入れていますが,あたらめてご注意をお願いいたします.

以上のように訂正させていただくとともに,わたしの不注意によりご迷惑をお掛けしましたことをお詫びいたします.

他にもご質問やご指摘ございましたら,このブログのコメントにご記入いただければ幸いです.コメントは私のところで一度止まりますので,公開を望まれない方はその旨お書きください.既に複数名の方からコメントをいくつか頂いているのですが,それらのコメントは公開していません.但し,質問等に回答を望まれるかたで,この場での公開返信を望まれない場合は,コメント入力フォームにメールアドレスを入れてくださるようにお願いいたします.

それでは本年もよろしくお願いいたします.
タグ:Q&A
posted by Tad at 12:43| Comment(0) | TrackBack(0) | お詫びと訂正